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2025.06.24
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【酷暑のキケン】気温の上昇がもらたす家への甚大なダメージについて
こんにちは✨
サンリストです。
ここのところ、梅雨は何処へ…と思うほど暑い日が続いていますね。
近年、地球の温暖化に伴い日本国内でも夏場の猛暑が激化しています。
この猛暑は人間を含む生き物全般にとってとても危険であり、
最悪の場合命を落とす可能性があります。
特に日本では湿度も相まってしまうので、
湿気と暑さのダブルパンチは本当にきついですよね・・・
真夏の暑さは人体に影響を与えるだけでなく、
実は建物にもダメージを与えているというのはご存じでしょうか?
気温の上昇と共に住宅へのダメージも深刻なものとなっています。
今回は、気温の上昇がどのように住宅へのダメージを与えるのか、
分かりやすく解説します😀
猛暑と家のダメージについて
家の塗装(塗膜)へのダメージ
通常、住宅を雨や風などから守ってくれているのが
外壁や屋根の塗装
です。
この壁や屋根をコーティングしている塗膜は、
雨や風をしのぐだけでなく太陽光の熱や紫外線からも
家を守ってくれているのはご存じでしょうか?
年々気温が上昇している今だからこそ、
家の塗装はとても重要になってくるのです。
そして、この塗膜は耐用年数(塗料の寿命)が定められていて、
年数の経過により劣化していきます。
一般的に塗膜の耐用年数はおおよそ7年~10年とされていますが、
実はこの耐用年数が近年では変化しつつあります!
その劣化する大きな原因の1つが『熱』と『紫外線』なのです。
気温の上昇と共に激しい紫外線や太陽の熱を浴び続けてしまうと、
その劣化速度は加速していき ” 変色 ” や ” 剥がれ ” などの症状を引き起こしはじめます。
※劣化した家の塗装例※ ・壁を手で触ると、塗膜が手に付いてくる。 ・最近、室内の温度が暑く感じる。 ・壁や屋根などにカビやコケ等が付着している。 ・日差しの強い面だけ色が変わっている。 ・壁に小さなひび割れが増え始めた。
このような症状が出ている場合は、
塗装の劣化を知らせるサインとなります。
もし家の塗装が耐用年数の限界を迎えてしまっていたら、
猛暑による紫外線や太陽の熱に耐える事が出来なくなります。
そして紫外線や太陽の熱に耐えられなくなった塗膜は、
その役割を果たす事ができなくなり家全体に更に深刻なダメージが出始めてしまいます!
大まかなダメージの種類としては…
① 屋根のダメージでは、
雨漏り被害や瓦のズレ・割れ、
そして室温の上昇(電気代の高騰や室内熱中症の危険性が増す)
② 壁のダメージでは、
ひび割れや変色、木部の腐食や最悪のケースでは
壁の崩落(地震・台風などの天災時に致命的な損傷を負う可能性が増す)
通常であれば、
家の塗装工事を1度行えば7年~10年程度は安心して過ごせるのですが、
気温上昇の昨今に至ってはそれに当てはまらないケースが続出しています。
なので、上記のような症状が現れた場合には、
1度プロの点検や診断を受ける事をお勧めします!
二次被害による雨漏り被害
前述したように、
猛暑が引き起こす太陽光の熱や紫外線の影響により、
家全体の保護機能が低下します。
これにより通常であれば侵入するはずのない雨水が、
屋根の隙間や壁のひび割れ部分に侵食してきます。
一般住宅などは木材や鉄などを多く使用して構築されている為、
建物内部の木材や鉄が雨漏りなどで濡れることにより、
木や鉄は著しく腐食してしまい建物そのものの耐久度を縮めてしまいます。
問題となってくるのは、
外壁ではなく内壁部分が損傷を受けてしまうと基本的に目視できない為、
深刻なダメージを負うまで気付かないということなのです!
また、
気付けたとしても修理・修繕の難しさから
高い費用をかけなくてはならなくなるケースが多く、
頭を悩ませる事になります。
まさに雨漏りは建物の老朽化を激しく促進する1番の原因なのです。
二次被害によるひび割れ被害
壁や屋根にひび割れが発生してしまうと雨漏りトラブルだけではなく、
家全体を支える耐久度にも多大な影響を与えてしまいます。
少しでもひび割れが発生してしまうと、
家自身の重さによりその被害は時間経過と共に確実に拡大してしまいます。
早期対応をすれば、
ある程度の被害を抑える事は出来ますが、
放置する期間が長ければ長いほど修理・修繕の難易度は上がってしまい、
最悪のケースでは屋根や壁の崩落や建物の倒壊に繋がってしまう場合もあります!
二次被害によるシロアリ被害
シロアリというのは木造建築物に対しては、
非常に厄介な生物になります。
基本的に水分を含む木材を好み、
ある程度湿度のある場所に集まる習性があります。
塗膜が耐久限界を迎え、
屋根や外壁のひび割れが発生し、その部分より雨などの水分が建物内に進入した場合、
当然ながらシロアリ被害のリスクが格段に上がってしまいます。
1度シロアリに進入されてしまうと、
種類によっては完全な駆除ができなくなる為、その被害は甚大になります!
猛暑による家へのダメージ まとめ
ここまでの内容を読んでいただけたならご理解できたと思いますが、
気温上昇に伴う家へのダメージの起点となっているのは塗装の状態です!
太陽光の熱や紫外線は様々なダメージを家にもたらします。
しかし、そういった様々なダメージが起きないように、
家全体をガードしてくれるバリアの役割を果たしてくれているのが、
実は住宅塗装だったのです。
これは人の体で例えるなら、
身体全体に日焼け止めクリームを塗ってから夏場を過ごす行為と一緒なのです。
もし日焼け止めクリームを塗らずに真夏の海水浴などを楽しんでしまうと、
夜には体中熱を持ち最悪のケースでは火傷の症状が出て病院へ行くことも…
人の身体も住宅も原理は一緒なのです。
太陽光の熱や紫外線への正しい防御措置をとっていないと、
必ず後々で後悔してしまう結果となるのです。
普段目に見えない屋根の塗装などは費用面から考えても放置されがちですが、
1番太陽光のダメージを受ける部分だからこそ、
最もメンテナンスしなければならない場所です☝️
猛暑日が続く夏場が来る前に、
外壁や屋根の塗装工事を10年以上放置してしまっているのであれば、
少なくても1度専門家に相談してみては如何でしょうか?
遮熱塗料や断熱塗料がおすすめ!!
外壁や屋根の塗料には太陽光による熱や紫外線を跳ね返す効果を持つ
『遮熱塗料』、熱や紫外線を室内まで侵入させない『断熱塗料』などが存在します。
遮熱塗料では夏場の室内での体感温度が2~4℃変わると言われており、
断熱塗料では3℃ほど変わると言われています。
どちらも住宅が高温になりすぎるのを防ぐことに加え、
ヒートアイランド対策にも効果があり、省エネも実現できる塗料です。
一般で多く使用されているシリコン塗料と比べ費用は多少高額になりますが、
気になられた方は遮熱塗料や断熱塗料を選ばれてはいかがでしょうか?
さいごに
今回お伝えしたように、
猛暑など太陽光の熱や紫外線はみなさんの「住まい」にとって
重大なダメージをもたらしてしまいます。
だからこそ事前に正しい知識を事前に身につけ、
適切な時期やタイミングでしかるべき対応を取ることで、
大切な『家』を長期に渡って安心して守っていくことが出来るのです!
些細なお困り事、心配事など、
お気軽にサンリストまでご相談くださいね。
それではまた次の記事でお会いしましょう。